「肩甲帯から上肢への介入」を開催しました。

肩の発生から考えました。魚の胸びれから発生したと考えられ、脊柱は推進、胸びれは舵の役割。陸上に上がるに伴い、胸びれから前脚へと役割は変化し、肩は体重を支える働きとなりました。サルになると樹上生活が始まり、鎖骨ができ、上肢で体重を支えることが出来るようになります。肩は中心から遠ざかり、胸郭は左右に広がりました。ヒトになると、母指の対立とともに、言語を使用して上肢機能を発達してゆきます。ヒトの肩は頭頸部からぶら下がったものとなり、非常に自由な動きが可能となります。

本日は、肩の成り立ちから、力の伝わり方を考え、位置異常を調整してゆき、動作性・統合性を取り戻す見方と考え方を学んでゆきました。軟部組織への介入から、肩甲骨と胸郭の関係性を取り戻すことを、パートナー同士で推論を進めながら、順序立てた介入の実習を行いました。考える作業が非常に多く、普段の取り組みへの反省もあったようです。